逆転リール現象は燃料用アルコールで簡単修理

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逆転リール

そのままシュッと人吹きで
逆転止まっちゃいます

シマノでもダイワでも
リールあるある
それはスピニングリールの逆転現象

経験したことありませんか
魚のアタリをキャッチして
大きく合わせてフッキング!
それと同時にハンドルが勢いよく後転
いわゆるスピニングリール逆転現象

スピニングリールでもバックラッシュあるんです!

ではなぜ起こる?
通常はストッパーレバーを右に倒すとロック
左に倒すとフリーかな?

ロック状態の時は
内部パーツの一つワンウェイクラッチが働きます
簡単に言いますと一方向にロックが掛かる
ベアリングみたいなもので正回転、つまり巻き取る時は回り
逆回転時はロックが掛かり回らない構造なのですが
何らかの理由でロックが掛からなくる状態が
スピニングリール逆回転現象なのです。

ではトラブル原因は何?
それはですね、今までの私の経験から
考えられることはグリスでほぼ間違いありません。

ワンウェイクラッチは正常に作動して
ロックしているのですが
何らかの理由でグリスがクラッチ部分に入り込み
上滑りしている状態になっているのです

ではなぜグリスが入り込む?
それは使い込む内に自然と入り込むことも稀にありますが
多くのトラブルは過度の注油が原因と考えられますね
実際、私も注油派でこのトラブルは付き物と考えています

でもですね考え方次第だと思うのですよ
ひと昔前のアメ車みたいに壊れたら
自分で修理して直せば良い的な!

ではプラスドライバー、スパナなどの
工具を持っていざ修理!

直し方の説明は超簡単です!
「ローラークラッチ組ワンウェイクラッチ内に付いた
グリス、オイルを取り除けば修理完了」
あとは自己責任でよろしくお願いします。

ここで一言!
リールを分解して直す自信のない方は
素直にメーカー修理に出すことをお勧めします
今時のリールって分解はできるけど
元通りに組み直せないこと多々あります。
さあ、あなたはどうします?

では最後に私自身の責任の取れない
簡単な修理方法を
ここに記しておきますね
まずはこれを用意します

燃料用アルコールです
薬局やホームセンターなどで売られていますよ
本当は無水エタノールがお勧めなのですが
お値段がちょっと高いので私は燃料用を使います
ではなぜアルコールを使うかと言いますと
アルコールには油を溶かす性質があるんですね!
ここでピン!ときた方は感が鋭い^^

燃料用アルコールを
霧吹きスプレーに入れ替えてシャフトにシュッと

あと注油穴からも2、3回シュッシュと
スプレーでリール本体内部に
吹き入れてハンドルをグルグルっと
回せば修理完了です。
完全には直りませんが、かなりマシになります。
でもやっぱりメーカー修理をお勧めしますね、
大物掛けて逆転すると大変ですからね!

※アルコールは揮発性が高いのでふき取り不要ですが
無水アルコール、燃料用アルコール共に
引火し易い液体ですので取り扱いには十分注意してください。
火の気のある所では絶対使用しない!本当に燃えます!
すべて自己責任でお願いします。


容器の注意事項もよくお読みください。
繰り返しますが元々はアルコールランプなどの
燃料にする物なので火気厳禁です。

追記
スピニングリールの逆転現象はストッパーレバーによる
糸の出し入れ時によく発生します。
糸の出し入れは極力ベールにてすることをお勧めします。




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